圧倒的根暗!なコミュニティ論

最近こんな記事を見ました。


http://wired.jp/2016/04/12/alejandro-aravena-giving-away-designs/


記事の内容は、『著名な建築家が自身の設計図面を一般に公開した』というものですが
歴史背景から見ると、遅れている建築業界を時代に引っ張り上げたと理解できます。

よく建築は、他の業界から10年遅れていると言われています。
過去を振り返ってみると、西洋のルネサンスもゴシックもバロックもすべて絵画や音楽の後に建築が遅れて形式をつくるという形になっています。
今回もインターネットで先行した人間関係のあり方や暮らし方に建築が合わせるという流れとなりました。

今日はその辺を興味のない人をそっちのけで、ねちっこく説明できたらと思います。
建築や人間関係という重ためな話に興味のある方のみお付き合いください。。笑

『自分の街』感のない街、東京



東京でいつも感じるのは、人間関係の希薄さとホームグラウンド感の無さです。

どういうことかという例を挙げてみます。
・FacebookやTwitterで常に新しい楽しいことが誰かからのタイムラインで見える
・最先端の文化が街を彩り、古いもの、長く続くものがどんどん姿を消していく
・シェアハウスやシェアオフィスといったシェアエコノミーが流行し、今まで可視化できた企業やグループの境界線が曖昧になった
・新宿から目黒までの境界線がなく、ずっと都会、同じ街並みの中で移動する

上記はボク自身が東京で感じることなのですが、
このような状況下で陥りやすい落とし穴がひとつあります。
それは『新しいことに流されてしまうと、なにか物事をじっくり深く考える機会を失う』ということ。

街と街の境界線のないこの街で、自分の故郷や住処を意識しろという方が難しい、
こんなに素敵で、毎日誰かの素敵な日常を覗ける環境があればなかなか自分に向き合えという方が難しいのですよね。

なんだか自己啓発みたいになってきましたが、ボクが言いたいのはこういうこと。
自分の境遇や考えていることについてじっくり考える時間を持たないと楽しい時間にぼーっとしてしまいますよってことです。
めちゃめちゃ上からで恐縮ですが、自分への戒めを込めて。

人間関係のあり方=暮らしの形

冒頭に紹介したリンク記事は、著名建築家が建物の梁や柱だけを考案して後は使う人が自由にカスタマイズしてね!というものです。
それはまさに、自分のすみたい人と住むシェアハウスの人間関係のあり方を建築で示したものだと思うし、
変わりやすい世の中の流行の最先端を常に取り入れられるハイブリットな建築表現だと思います。

建築はいつも人間のすみ方、暮らし方、表現(絵とか音楽)の少し後を追っかけてくる。
この理由は、実際人間がそういう風になって暮らしの箱をカスタマイズするまでのタイムラグだと感じています。
つまり建築で表されたってことは実際に人間関係のあり方がそうだったってことですよね!
こんなに魅力的で、新しい楽しいこと、楽しい場所がたくさんある東京。

話題に尽きない暮らしをしていると自分に向き合う時間をなかなか持てずに苦しむかもしれませんよ?
Encounterは、新しいこと大好きな集団でワクワクするコトや人にフォーカスして活動していますが、
こういう人もいますよ。ってことです。笑
圧倒的根暗!!

また硬いことを書いてしまったのでこの辺で切り上げます、では!

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黒田こうへい
Encounter Japanの報告書制作係、兼amiga担当。 日本語,English,spanish,HTML,css,rubyを全てそこそこ以下に扱うマルチリンガル系男子です。
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