《〜理解なき肉屋との鶏肉合戦〜》

日本の皆さん、口から生まれた「しゅんに」です。
諸説によるとお父さんとお母さんは口だそうです。
shun1

 

※これから先は、メキシコは良い国という大前提を理解した上でお読みください。以上をご理解頂けない方・また鶏肉に対する理解がない方も直ちに前のページに戻りましょう。

 

読んで理解するのに骨が折れるし、メキシコのイメージを害し兼ねない恐れがあるからです。そんな鶏肉の骨及び豚肉に関するしょうもないお話です。読んで何の得にも知識にもなりません。

 

ただし、読み切った暁には、間違いなく当店のKARAAGEを食べたくなるはずです。

 

karaage

 

==================================
僕の1日は朝昨日の残りのから揚げとご飯を食べるところから始まります。
朝ごはんは毎日から揚げ丼。かなり前衛的な朝食を毎日食べて、痛風予備軍への一途を辿っているわけです。ここメキシコで。

 

さて、僕は渋谷にある1号店Cafe&Bar Encounterの2号店でメキシコにあるHostel&Bar Encounter Guanajuatoで働いています。

ここの店の看板メニューとして、日本を代表する鶏肉料理であるKARAAGEを提供しています。

僕の朝の日課としてから揚げに使用する鶏肉を仕入れるためにあるバトルが繰り広げているのでご紹介していきたいと思います。言わば朝飯唐揚げ前準備運動。

 

 

《第一Round vs受話男》

僕:もしもし!!やあ、こんにちは!!
肉屋:もしもし!!やあ、こんにちは!!

 

僕:カンパネロ通り5番にあるBARのシュンです。
肉屋:ああ、日本料理のね。今日は何する??

 

僕:今日は鶏のもも肉(※1)を2kgと豚肉(※2)を500gとはらみを1kgお願いします。
肉屋:オッケー。他には??

 

僕:他には何もいらない。でも鶏のもも肉は骨なしで、唐揚げ用に切ってもらえる??
肉屋:もちろん切るよ。じゃ担当に変わるね。

 

 

《第二Round vs担当の男》

 

何故か一通り一連のやり取りをした後で、担当に変わるという不可解さ。お陰で上記の《第一Round vs受話男》をもう一度繰り広げなければならないのです。さすがメキシコと思わずにはいられない電話対応の質の低さ。笑

 

また、様々な会話オプションも見逃せません。
基本的に鶏肉は毎日1〜2kgは注文するのですが、豚肉と牛のハラミは月に2度しか注文しません。
がしかし、肉屋としては毎日豚肉と牛のハラミを売りたいわけで、豚肉と牛のハラミを買わない日は毎日以下のような会話が繰り広げられます。

 

 

《第三Round vs豚肉と牛のハラミを売りたい受話男》

僕:もしもし!!やあ、こんにちは!!
肉屋:もしもし!!やあ、こんにちは!!

 

僕:カンパネロ通り5番にあるBARのシュンです。
肉屋:ああ、日本料理のね。今日は何する??

 

僕:今日は鶏のもも肉(※1)を2kgだけお願いします。
肉屋:オッケー。豚肉(※2)と牛のハラミは??

 

僕:今日は鶏のもも肉(※1)を2kgだけで、豚肉(※2)と牛のハラミは必要ないよ。でも鶏のもも肉は骨なしで、唐揚げ用に切ってもらえる??
肉屋:えっ豚肉は必要ないの??

 

僕:今日は豚肉は必要ないよ。今日は鶏のもも肉(※1)を2kgだけで、骨なしで、唐揚げ用に切ってね。
肉屋:オッケー。じゃ担当に変わるね。

 

 

《第四Round vs豚肉と牛のハラミを売りたい担当の男》

 

ここで追い打ちをかけるかのようにまた《第三Round vs豚肉と牛のハラミを売りたい受話男》からのスタート。ホンマに心折れる。笑 ここまで来ると僕も完全にテンパってきて、自分の言ってることも間違えてきます。今は日本語で書いてるけど、これをスペイン語でやってるわけですから。

 

僕:もしもし!!やあ、こんにちは!!
肉屋:もしもし!!やあ、こんにちは!!

 

僕:カンパネロ通り5番にあるBARのシュンです。
肉屋:ああ、日本料理のね。今日は何する??

 

僕:今日は鶏のもも肉(※1)を2kgだけお願いします。
肉屋:オッケー。豚肉(※2)と牛のハラミは??

 

僕:今日は鶏のもも肉(※1)を2kgだけで、豚肉と牛のハラミは必要ないよ。でも鶏のもも肉は骨なしで、唐揚げ用に切ってもらえる??
肉屋:えっ豚肉は必要ないの??

 

僕:今日はもも肉(※1)は必要ないよ。今日は鶏のもも肉(※1)を2kgだけで、骨なしで、唐揚げ用に切ってね。
→鶏肉もも肉はスペイン語でpierna de pollo(ピエルナ)
→豚肉はスペイン語でpuerco(プエルコ)
→似てるようで似てないけど、ここまでの一部始終があると“P”で始まれば間違える。欲しい鶏肉と欲しくない豚肉んも圧倒的混同。

 

肉屋:えっもも肉(※1)はいらないの?じゃあ豚肉(※2)か牛のハラミが欲しいの?

僕:いや今日は鶏のもも肉(※1)を2kgだけで、豚肉(※2)と牛のハラミは必要ないよ。でも鶏のもも肉は骨なしで、唐揚げ用に切ってもらえる??
肉屋:了解!!

 

 

これでやっと注文完了!!笑

 

PS.最近鶏肉の切った後の形が小さかったので、昨日は自分で切るから切らなくて良いよと注文すると、骨付き肉が2kg届きました。捌くのが鬼面倒なので、その日はKARAAGEがメニューから消えました。ホンマにおもろい国メキシコ。週の半分は夜ごはんも唐揚げご飯を食べてます。

 

是非当店のKARAAGEを食べにメキシコはグアナファトにいらしてください。

 

このブログを見て、KARAAGEを注文してくださってくれたお客様には、しつこいぐらいに豚肉と牛のハラミを売りたい肉屋が捌いた鶏肉で作ったKARAAGEを二倍サービス致します。
 

現場からお送りしました。

 

(※1)pierna de pollo
(※2)puerco
メキシコのfacebookはこちら
https://www.facebook.com/Hostal-Bar-Encounter-Guanajuato-1112452585440568/

スポンサーリンク

The following two tabs change content below.
島田 俊一郎

島田 俊一郎

武田修宏と井浦アラタのハーフ。 Encounter2号店であるEncounter Mexicoを立ち上げ、現在マネージャーとして活動中。世界の反対側にまで居場所を拡大する元銀行員。
このエントリーをはてなブックマークに追加